家賃支援給付金
新型コロナウイルス感染症に関して発令された緊急事態宣言が今年5月に全面解除されて以降、
感染者が増加している状況の中、事業売上が減少している事業者も多いかと思います。
そういった事業者を支援する新たな給付金が7月14日より申請受付を開始したため、そちらをご紹介します。
○家賃支援給付金の内容
こちらは、新型コロナウイルス感染症の影響で売上の減少に直面している事業者が
事業を継続できるように、地代・賃料の負担を軽減する目的でつくられました。
中小企業の場合は最大600万円、個人事業主の場合は最大300万円が一括支給されるというものです。
○給付額
給付を受けられる金額は、申請時の直近1か月における
下記支払賃料(月額)に基づいた給付額(月額)の6倍となります。
・法人の場合(上限は月額100万円、一括支給額は600万円)
支払賃料(月額)が75万円以下の場合、給付額(月額)は支払賃料×2/3
支払賃料(月額)が75万円超の場合、給付額(月額)は50万円+(支払賃料の75万円の超過分×1/3)
・個人事業主の場合(上限は月額50万円、一括支給額は300万円)
支払賃料(月額)が37.5万円以下の場合、給付額(月額)は支払賃料×2/3
支払賃料(月額)が37.5万円超の場合、給付額(月額)は25万円+(支払賃料の37.5万円の超過分×1/3)
例えば、個人事業主で賃料を20万円支払っている方は、月額20万円×2/3×6=80万円の支給、
50万円支払っている方は、(月額25万円+(50万円-37.5万円)×1/3)×6=175万円の支給となります。
給付金関係は個人で資料を集めることがとても大変かと思われます。書類作成や手続でお悩みの方は
いつでもお気軽にご相談くださいませ。