コロナストレスへのセルフケア

コロナウイルスは収束する気配を見せず、思うように日常生活を送ることが出来ない
日々が続いています。いつ元に戻るかわからない、先行きが見えない不安で、
メンタルの不調により体調を崩される方もいます。
自粛して家にいることに疲れる、気分が晴れない、そのような状態を軽減するための
方法をご紹介いたします。

〇コロナ疲れを感じることを受け入れる
いつ終わるかわからない、我慢をする不安な毎日を過ごして
いる状態ではどうしてもピリピリしやすくなります。
そんな自分に自己嫌悪を感じることもあるかと思います。
「医師や看護師など、危険と隣り合わせて働いている人がいるのにコロナ疲れ
なんて言っていられない」と自分を責めてしまいやすくなりますが、
今の状況でコロナ疲れを感じるのは自然なことです。
何もストレスを感じていない、と無理やりおさめるのではなくて、
ストレスを感じることは問題ないことであり、どうすればいいかを
向き合って解決していくことが大事になります。

〇コロナを忘れる時間を作る
常にコロナのことを考えているとピリピリしてきてしまいます。
情報に接しすぎて不安が増大する場合もあるので、
情報収集の時間は決めておいて、入ってくる情報を絞ることは1つの有効な方法です。
また、今まで忙しくて手を付けられていなかったことに取り組むことも
効果的です。

・家で出来る、今までやろうと思っていたがやれなかった趣味をする
・段ボールに入っている写真や荷物を整理する
・家の掃除を徹底的に行う

上記は一例ですが、コロナのことを忘れるくらい没頭できるものがあると
心の回復につながります。

〇生活リズムを整える
生活リズムの乱れは自律神経のバランスを崩し、
肉体的にも精神的にも調子を崩しやすくします。
特にコロナ禍においては、規則正しい生活を送ってホルモンバランスを
整えることが重要です。

〇友人と他愛のない会話をする
ずっと家にいると人と接する機会が減り、気が滅入りやすくなります。
友人に直接会わなくとも電話やメールで会話をすることは可能です。
「まだまだコロナが続いて不安ですね。」「本当にそうですね。」
この会話だけでも、共感してもらうことで、お互いに安心感を
得ることが出来ます。

コロナ疲れを軽減する方法についてご紹介いたしました。
感染予防も大事ですが、不安や緊張にのまれないことも
重要です。