先日、あるお客様から夏休みについてお話を伺いました。
「先週、友人と車で千葉までゴルフに行ってきたよ。ゴルフ場の近くに人気の温泉があったから寄り道をして帰ってきたけど、帰りの道中でガソリンが切れそうになり焦ったよ。タイミングよくガソリンスタンドを見つけたから安心したけど僕が焦っている時に、友人はのんびりと隣でビールを飲んでいたよ。結果的には、すごく楽しい1日だったよ。」
この何気ない会話。この会話の中には、様々な税金が含まれていました。
ゴルフ場利用税:
ゴルフ場を利用する方に対して、利用日ごとに定額でかかる税金です。
料金はゴルフ場のホール数や利用料金等により異なり上限は1,200円。
18歳未満・70以上の方には課税されないことや利用時間などによる軽減もあります。
入湯税:
温泉を利用する際にかかる税金で1人1日150円を標準としています。
総務省の使途には「環境衛生施設、鉱泉源の保護管理施設及び消防施設その他消防活動に必要な施設の整備並びに観光の復興(観光施設の整備を含む)に要する費用」と明記があり、平成28年度は224億円の税収となりました。
ガソリン税:
ガソリンを給油した際にかかる税金で正式には「揮発油税及び地方揮発油税」といいます。
1リットル当たり53.8円の課税。
※給油に関しては他にも、石油税(1リットル当たり2.54円)・軽油取引税などがあります。
酒税:
酒類を消費する際にかかる税金。
例えば、一般的な350ml缶で221円のビールを購入した時77円の酒税がかかり、実はビール代金の約3割が税金です。
皆さんがしている普段のお買い物。
例えば、108円のペンを購入したとき100円に対して8%の消費税がかかることはご存知でしょう。
実は、消費税の他にもあまり気にすることなく支払っている税金はあります。
税金がどんなところに使われているか、日々の生活で少し気にしていただくと税が身近になってくると思います。
税に対して疑問があればお気軽にお問合せください。