お金の棚卸し

「お金の棚卸し」という銀行によるセミナーに参加してきました。
将来のために貯金をしなければいけないと漠然と考えてはいましたが
何のために必要なのかを考える良いきっかけになりましたのでご紹介いたします。

人生で大きな支出となる三大ライフイベント(教育資金、住宅資金、老後資金)
その中でも誰もが準備しなければいけない老後資金についてのお話しでした。

夫婦2人暮らしの場合、定年後の生活費は生活水準にもよりますが年金を受け取る分を
除いても一般的に毎月5~10万円ほど赤字になるそうです。
平均的な寿命まで生きるとすると約3,000万円ほど必要になる計算です。

早めに計画を立てることで月々の負担は少なくすることができます。
毎月定額で貯金をする場合、月々の貯金額は以下のようになります。

貯金を始める年齢 毎月の貯金額
 45歳~  142,857円
 40歳~  107,142円
 35歳~   85,714円
 30歳~   71,428円

※ボーナスは2ヶ月分とし14ヶ月で計算しています。

この他にも教育資金や住宅資金、日々の生活費等様々な支出がある中で
いざ貯めようと思っても大きな負担となる金額です。
日頃から余計な支出をさけられるようお金の使い方を見直してみるのも良いのではないでしょうか。

また将来どのような暮らしをしたいか、それにはいくら必要になるのか。
目標を持つことで楽しく貯められるのではないでしょうか。

 

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日経新聞に日本酒「獺祭」で有名な旭酒造社長の記事が掲載されていました。
レストラン事業に失敗し2億円の赤字を計上。どうしたら良いか悩んだ末にたどり着いたのが
会社の数字をしっかり把握することだった。在庫や仕入れ量、人件費等を整理し続けることで
コスト増につながる無駄が見えてくるようになった。とありました。

現在、freee等クラウド上で手軽に使用できる会計ソフトが増えてきております。
入力に手間はかかりますがコスト増につながっている原因が見えてくるかもしれません。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。