11月も終わりにさしかかり、あっという間に1年が過ぎようとしている今日この頃。
確定申告の準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
今回は、所得税・住民税の節税案として話題にあがる「ふるさと納税」の中で、
少々変わり種といわれている返礼品が受け取れる寄付先もしくは市区町村をご紹介したいと思います。
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◆「ふるさと納税」とは?
「ふるさと納税」とは地方自治体間における税収格差を是正するため、2008年の税制改正から導入された制度です。
住んでいる自治体とは別の場所に寄付をすることで所得税や住民税の寄付金控除を受けることができ、税額を軽減できる上、寄付金額の3割ほどの返礼品がもらえる仕組みです。
返礼品は、肉類や魚介類、果物などが代表的かと思います。
◆少々変わったふるさと納税の返礼品
・オホーツク海の流氷(5kg程度)/北海道紋別市(10,000円/回)
北海道のふるさと納税というと、カニやいくら、うに等新鮮な魚介類を特産品にする自治体が多いです。
その中でも紋別市は、オホーツク海沿岸に位置し流氷が有名であることから、流氷自体を返礼品にしています。
北海道まで旅行に行かなくても自宅で流氷を感じられる、ある種体験型の返礼品といえます。
・まぐろの出前解体/和歌山県那智勝浦町(1,000,000円/回)
日本屈指の生まぐろの水揚高を誇る那智勝浦町では、まぐろそのものだけでなく出前解体も返礼品になっています。
1匹25-30kgのまぐろ解体をしてくれるため、多くの人が集まる機会に披露すると喜ばれるでしょう。
本拠は和歌山県ですが、関東地方や中部地方にも出張可能だそうです。
・災害緊急支援募金/各被災地
国内で発生した災害について、被災自治体に寄付をすることで寄付金控除を受けることができます。
災害支援専門のインターネットサイト「ふるさとチョイス災害支援」では、今年起きた「令和元年台風15号や19号、21号」だけでなく、過去に発生した豪雪や噴火、地震等も支援を募っています。
上記以外にも変わった返礼品は多くありますので
興味がありましたら、寄付してみると面白いかもしれません。